シイタケの菌打ち 参加21名
時折雪がちらつき、冷たい風が吹く中、シイタケの菌打ちを
行いました。菌打ち作業が寒い時期に行われるのは、
暖かい時期ではほかの雑菌がドリルであけた穴に入り込んで、
椎茸菌が負けてしまうためです。
参加者の皆さんは菌打ちの方法と注意点の説明を受けた後、
原木の穴あけと駒菌の打ち込みにそれぞれ分かれました。
ドリルを使って、クヌギの原木に深さ2cmほどの穴を等間隔に
20~25個分あけていきました。子どもさんも大人の人に
手伝ってもらいながら、熱心に菌打ちに挑戦しました。
穴のあいた原木に駒菌を入れて、トンカチと木の棒で一つ一つ
丁寧に打ち込んでいきました。シイタケは駒菌を打ったところから
生えるわけではなく、1~2年ぐらいかけて菌が木の中で繁殖し、
違う場所から生えてきます。
最後に持ち帰り用の小さい原木に駒菌を打ち込んで、菌打ち体験が
終わりました。順調に育って、シイタケが生えますように!