自然史講座「外来生物」について 参加者31名
東の谷管理棟多目的室で外来生物と植物をテーマにした
自然史講座を実施しました。
演題①「意外と身近な外来生物」
講師:野本康太さん(伊丹市昆虫館 学芸員)
海外から日本に渡ってきた外来昆虫などの生き物の生態や特徴、
生態系に与える問題点について解説されました。講座内では
従来種と外来種のバッタの見分け方などを写真で比較しながら、
分かりやすく説明されました。
演題②「里山で問題になりそうな帰化植物」
講師:植村修二さん(近畿植物同好会)
郊田畑や道路、池などで植生している外来植物を中心に、
日本各地に分布している外来種の種類や防除する方法などを
お話されました。
講座の終了間際には参加者の皆さんが身近で見かけた
外来植物について熱心に質問されていました。
お昼休憩を挟んで13時から東の谷保与谷池周辺の散策路を歩きながら、
園内で植生している外来種の植物を観察しました。管理棟に戻ってから、
観察した植物の名前や種類を確認して講座を終えました。