<Infomation/お知らせ>

まだまだ、暑い日が続きます。熱中症に注意してください!

お正月用のリース作りが行われた同じ頃、西の谷の炊事場では和風仕立ての
ロール白菜などの料理体験が行われました。

ロール白菜はボウルに玉ねぎとシーチキンをほぐしたものとシイタケを
混ぜて、片栗粉、卵を入れて塩で味つけました。かんぴょうでくくった
ロール白菜を鍋に入れて、調味料(塩、酒、しゅうゆ)で味を整えながら、
煮込んで完成しました。

その他の料理ではすりおろしたれんこんを油で揚げたれんこん団子と白菜と
春菊を使ったごまみそ和えが料理の品に加わりました。
      
 とろりとした食感のロール白菜とカリッと揚げたれんこん団子
正午頃に全部の料理がおいしく仕上がり、年末最後となった料理教室を
終えることが出来ました。

年も押し迫った12月26日に黒米のワラなどを使って、お正月用の
リース飾り作り体験を行いました。参加者の皆さんはリースを
作った後、温かいぜんざいと炭火で焼いたモチを食べて、
年末の寒さを吹き飛ばしました。

材料の中から黒米のワラや赤い実の南天、松ぼっくり、松の葉などを
選んで、それぞれ好きな飾り付けでリースを作りました。
剪定はさみで枝を適度な長さに切りそろえて、ワラを束ねて、
色付きの針金で結びました。
       
お正月リースは、しめ縄飾りに比べて短時間で完成し、出来上がった人から
外に移動して、網の上でおモチを焼きました。

温かいぜんざいとこんがりと焼き目のついたおモチを食べて、ほっこり
しました。華やかに出来上がったお正月リースを飾って皆様良いお年を
お迎えくださ~い!

講師:辰巳健治さん
床にブルーシートを敷いた公園管理棟の多目的室内でお正月用のしめ縄飾りの講習会を実施して、参加者の皆さんが手作りでしめ縄飾り作りに挑戦されました。

もち米のワラを使って、講師の辰巳さんから作り方を教わりながら、しめ縄飾り作りに取り掛かりました。ワラを束ねて、ねじりあげる作業は子供さんには難しい様子でしたが、親子で協力し合いながら、飾りを作っていきました。

悪戦死闘しながらも、最後にウラジロや縁起が良いとされている橙、
紙垂などを取り付けて、形を整えてしめ縄飾りを仕上げました。
    
    出来上がったしめ縄飾りを持って、記念写真。
皆さん、満足そうに立派なしめ縄飾りをお持ち帰りされました。

開園してから3年目を迎えた歳末もちつき大会は去年よりも参加人数が
多く、大変賑わいました。参加者の皆さんはつき立てのおもちと熱々の
豚汁を食べて、もちつき大会を満喫されました。

かまどで蒸し上がったもち米を4つの臼に入れました。西の谷農舎前の
広場で参加者の子供さんが大人の手を借りながら、杵を振り上げて
ペッタン、ペッタンとおもちつきに挑戦しました。

     「餡もち」        「きな粉もち」  
      
農舎の中につき終わったおもちが次々と運ばれ、餡もち、きな粉もちなどに仕上がって、参加者の皆さんに振る舞われました。11時頃にたくさんの具が入った豚汁が出来上がり、行列を作りました。午前中は冬の寒さが厳しかったですが、皆さんの笑顔があふれ、寒さを吹き飛ばす1日でした。楽しい

今回の木工教室ではバルサ材の板を電動糸のこで動物の形に切ったものを
糸で吊るしたモビール作りに挑戦しました。空に羽ばたく鳥や魚などの動物
など素敵なモビールが出来ました。

下図の中から作りたい動物の図柄を選んで、トレーシングペーパーを
使って、板に必要な分の動物の図柄を書き写しました。やわらかい素材の
バルサ材の板を折らないように慎重に糸のこで切りました。

切ったパーツをサンドペーパーでみがいて、切断面に丸みをつけました。
多目的室に戻って、必要な長さに切った竹ひごに糸でパーツを結びつけて
仕上げにかかりました。参加した子供さんは「細かい作業で難しい!」と
苦労していましたが、保護者の方に手伝ってもらいながら、糸を結ぶことが
できました。
       
    糸のバランスが整ったら、パーツを吊るした竹ひごを
    木の台に差して、完成!

今年最後となった健康登山第9回目は東の谷から外側の道路を通って、
西の谷へ向かい、奥の散策路から展望台を目指しました。天気に恵まれ、
気温もさほど低くなく、山登り日和でした。

参加者の皆さんは公園管理棟前の広場で屈伸運動をして山登りの準備を
整え、西の谷に向かって歩き出しました。展望台に続いている北側の
散策路は比較的緩やかなコースということもあって、足取りが軽やかに
なりました。

先頭に歩いていた子供さんは展望台の手前の道を元気に駆け昇って
一番乗りで展望台に着きました。天候がよかったおかげで山々の景色が
よく見渡せました。
      
カードに第9回目のスタンプを押して、展望台を背景に全員で記念写真を
撮った後、東の谷に向かうコースを通って帰路に着きました。
おつかれさまでした~!

講師:春井勝さん、里地里山ボランティアの皆さん
13時30分から公園管理棟の多目的室で蜜蝋シートを使って、ろうそく作りを行いました。参加者の皆さんは講師の春井さんから蜜ができる仕組みと蜜蝋のろうそくの作り方を教わって、ろうそく作りに励みました。

春井さんが実物のミツバチの巣を使って、蜜が何から出来ているかを分かりやすく説明されました。材料の蜜蝋シートをカッターナイフで必要な大きさに切って、

ドライヤーの熱でシートを温めてから、ろうそくの芯となるタコ糸を入れて、くるくると折り曲げていきました。斜めにならないようにまっすぐ巻いていきます。
      
作り方が簡単なので、短い時間の間にまっすぐ巻いた形と段違いにシートを巻いた2種類のろうそくが出来上がり、多目的室内は蜜蝋の甘い香りが漂っていました。

紅葉の時期が過ぎ去り、風がめっきり冷たくなった12月最初の料理教室は
里芋を使った白和え料理と黒豆の煮物などの料理作りを行い、参加者の
皆さんは腕によりをかけて、料理をおいしく仕上げていました。

白和えは最初にゴマと豆腐をすり鉢に入れてすり、次にゆでてつぶした
里芋を入れて、ほうれん草や白菜などの野菜と一緒にまぜて作りました。

黒豆の煮物を作った後、ごぼうを巻いた昆布巻き作りに取り掛かりました。
昆布を5cm幅に切り、ごぼうを芯にして巻き、かんぴょうでゆるめに
くくって、鍋に砂糖、しょうゆ、酢などの調味料を入れて汁がなくなるまで
煮ました。
       
    出来上がった里芋の白和え、黒豆の煮物や昆布巻き  
 食後のおやつには、里芋をすりつぶして作ったあんこ入りのぼたもちが
 料理の一品に加わって、食卓を豊かにしました。

         
         去年の巣箱(中に巣が入っています)
良く晴れた青空の下、公園管理棟の周辺で野鳥の巣箱掛けと鳥のエサを置く台の設置を行いました。去年、東と西の谷の木の幹や柱につけた18か所の巣箱を調査すると、巣や卵のかけらが残っていて、野鳥が巣箱を使った痕跡がありました。

巣箱は参加者の方が去年プログラムで作られたものを掛けました。障害物が少なく、視界の開けた場所にある木を選び、鳥が巣箱に入りやすいように枝を切って、巣箱を幹にくくりつけました。
掛けた巣箱で野鳥がヒナを育てて、巣立ってくれたらうれしいですね。

巣箱をかけた後、すべり台がある広場に移動し、地面に穴を掘って、手すりのそばに作ったエサ台を設置しました。

12月最初の糸のこ教室は、クリスマスの時期には少し早いですが、
サンタの組み木人形を作りました。糸のこで板を切り抜いた後に
絵の具を塗って、人形を仕上げました。

多目的室で作り方を聞いた後、板にサンタの人形の下図をトレーシング
ペーパーで書き写しました。線が歪まないようにペーパーと下図をテープで
固定しました。

書き写し終わった板を持って、倉庫で人形の目の部分をボール盤で穴を
あけ、下図の線通りに板を切り抜いていきました。組み合わせやすいように
切った人形のパーツの断面を紙やすりでみがき、多目的室に戻って、
アクリル絵の具で色塗りをしました。
      
人形の表と裏の部分を塗り、乾燥すると木の温もりが感じられる可愛らしい
サンタの人形が出来ました。