<Infomation/お知らせ>

4月・5月プログラムの予約受付中です。是非、ご参加ください!

木の板を丸く切り抜いて、円の中心に軸を差し込んだ、こま工作を
行いました。参加者の皆さんは3種類の形の違う見本のこまの中
から作りたいこまを選んで、工作を始めました。

コンパスで板に円を書き、円の線にそって電動糸のこで板を切って
いきました。切った板の側面をやすりで滑らかにして、軸を差し込むための
穴を卓上ボール盤であけました。

こまが回りやすいように軸の先を少し削って、穴に差しこみ、木工ボンドで軸を接着しました。こまの回り具合を確かめて、片方にこまがぐらついたら、傾く方の部分を削って、重心を安定させます。

数回、削って微調整すると、揺れながらもしっかりと回るこまが
出来ました。手でひねって回すこまの他、ひもで引っ張って回す
こまも出来ました。

「外輪船作りをしよう」のプログラムが終わってほどなくして、東の谷の保与谷池で水切り遊びを実施しました。参加した子供さんは平たく切った小さい丸太を投げて、元気いっぱいに遊びました!
       
水切り遊びのお手本を教えてもらい、さっそく参加者の子供さんは丸太を
池の水面に向かって投げて、水切り遊びに挑戦しました。

最初のうちは丸太が跳ねませんでしたが、何度か投げているうちに
コツが分かり、丸太が水面をピョンピョンと波紋を残しながら跳ねていきました。
低い姿勢で手首のスナップを利かせて投げるとよく飛んでいきます。
子供さんは夢中で投げて遊んだので、用意した丸太はすぐになくなりました。

東の谷倉庫で発泡スチロールと木の板を使った外輪船工作を行いました。
参加者の皆さんは作り方の説明を受けてから工作に取り掛かりました。

まず最初にカッターで発泡スチロールを船の形に切り抜いて、そのあと、
電動糸のこで板を円の形に切って、船の動力になる外輪を作りました。
板に羽根を差しこむために切り込みを入れるのが難しい様子でした。

切った板に外輪の羽根を8枚、ボンドでひっつけて、外輪の中心に棒を
通しました。薄い金属板を折り曲げて軸を作り、テープで軸を船の後部に
固定しました。
       
軸に棒を通して、棒の真ん中に糸をまきつけた後、水路で試運転しました。
水路の流れが緩やかだったので、船の外輪が思うように回りませんでした
が、立派な外輪船が出来ました。

夏休みクラフト第1回目は木の板を主な材料に使って、参加者の子供さんと
保護者の方が一緒に作ってみたいものを考えて、夏休みの工作に挑戦しました。
イスや車のオモチャ、筆立てなど個性豊かな作品が出来上がりました。

最初に材料の中からほどよい材木を選んで、工作に取り組みました。のこぎりで
材木を必要な長さに切ったり、車の車軸を通すための穴をドリルであけました。

こちらでは筆立てをボンドで組み立て中。 そのほかにしっかりとした脚の付いた
テーブルも完成真近。テーブルの端は糸のこで曲線に切り取られています。
              
               完成した車のオモチャ(運転席付き)
車のタイヤに使った丸太はドリルで穴を空けて、車軸の木の棒を通しました。

      大小の大きさの筆立て。     二人掛けの丈夫な長いすも出来ました。

13時半から東の谷管理棟の多目的室で「里山サマーコンサート」が行われ、
来園された方々はギター等の楽器演奏やバリトンの歌声を堪能されました。

コンサートのオープニングは高公崇さんと門下生の方を含めた出演者の皆さんがギターで映画音楽や「イエスタディ」といった曲を演奏されました。

西谷中学校の佐藤校長先生はフォークソングの「アイスクリーム」など数曲を
明るく演奏され、音楽に合わせて、手拍子が鳴り出す楽しい雰囲気になりました。

3番手に出演された、公文聖さんは大北眞知子さんのピアノ伴奏と共に
「夏の思い出」や「野に咲く花のように」といった懐かしい曲と伝統的な
ナポリ民謡の「サンタルチア」を伸びやかに歌われました。
ラストは来園者の方と一緒に「ふるさと」を合唱して、コンサートを終えました。

生物多様性シリーズ3回目の「ため池や水路の魚たち」は人と自然の博物館の
田中哲夫さんを講師にお迎えして、西の谷の水路や池に住む生物をを観察し、
その生態を学んでいきました。

最初に西の谷の農舎で人と生き物の関わり方やカワバタモロコなどの水生生物の減少についてのお話を聞いた後、観察するために網を使って採集を始めました。

せせらぎ水路ではメダカなどの小魚が採集できました。六角東屋の奥の池で餌をつけた糸をたらして、生き物がかかるのを待ちました。池ではアメンボ、アメリカザリガニ、ヤゴなどを網ですくいました。

農舎に戻り、採集した生き物を近くで観察しながら、メダカのオスとメスの見分け方を教わったり、生き物の名前を復習しました。参加した子供さんは真近で見るヤゴやザリガニに興味津々の様子でした。また、採集したアメンボがもう1匹のアメンボを共食いする場面が見れました。

木の板と和紙を使って、一番上の板を前に倒すと、残りの板がパタパタと裏返しになって、板に描かれた絵が変わる、からくりおもちゃ作りを行いました。

多目的室で講師の方からおもちゃの作り方を教わった後、倉庫で材料の板を
糸のこで6枚分切って、板の側面をヤスリがけして丸みをつけました。

再び多目的室に戻って、板に10cm角の和紙を1枚ずつ貼っていきました。
細紙を貼って、板をつなぎあわせて、木工ボンドが乾くのを待ちました。

乾いた後は和紙にクレヨンと絵の具で好きな絵を表裏に描いて、板が裏返しに動くかを確かめました。昼から夜に変わる東京タワーや花や動物の絵柄などが描かれた素敵な、からくりおもちゃが出来ました。

梅雨が明けて、カラッとした夏の暑い日差しが降り注ぐ西の谷で
「カエル釣りをしよう」のプログラムが行われました。

参加者の皆さんは講師の方からカエルの釣り方を教えてもらった後、竹竿に糸と
重り(木の枝につけた油粘土)、餌をつけて、カエル釣りの準備を整えました。

田んぼや水路などの水辺に移動して、カエルを探しました。見つけたカエルの前に餌をそろっと近づけ、ゆらゆらと揺らして、餌にかかるのをじ~と待ちました。
      
           大きなトノサマガエルが顔を見せていました。
うまく釣れる時もあれば、引き上げる途中でカエルが餌から離れてしまう場合
もあり、参加者の皆さんはお昼頃まで粘り強く釣りに挑戦していました。
※釣ったカエルは元の場所に戻しました。通常は公園内の生き物や植物の
採取を禁止しています。

今回の料理教室ではズッキーニをオリーブオイルで焼き、明太子とゆで卵などで作ったディップをのせた、ズッキーニのステーキをメインの料理で作りました。
参加者の皆さんはその他にナスの南蛮漬け、高野豆腐のパラパラ煮といった料理作りに励みました。

輪切りにしたズッキーニに塩をかけて、浮き出た水分をふきとり、中火でじっくりと表面を焼いていきました。ディップの材料を混ぜ合わせ、焼きあがったズッキーニの上にのせました。

なすの南蛮漬けにもズッキーニを使い、小麦粉をまぶして油で揚げました。
お酢とハチミツ、レモンを合わせて作った漬け汁につけ、ヘルシーな料理が
出来上がりました。
      
ズッキーニのステーキの上にはスライスチーズとうすく切ったタマネギや彩りの
良いミニトマトがのっていて、食欲をそそりました。お昼頃、参加者の皆さんは出来上がったズッキーニ料理を堪能しました。

「健康登山第3回」は残念ながら雨のため実施できませんでしたが、
今回の「健康登山第4回」は天気が不安定だったものの、参加者の皆さんは
無事に展望台まで登ることが出来ました。

管理棟前の広場で登る際の注意点を聞いて、屈伸運動した後、出発しました。
水辺の遊歩道を通って、まっすぐ林の中を進みました。林の中は朝に降った雨で
湿った空気を漂わせていました。

散策路のそばには白い花を咲かせたオカトラノオの姿がたくさんありました。
参加者の皆さんは足元に気をつけながら展望台への最短ルートを登り、展望台に到着後、カードに登頂証明のスタンプを押し、下山する前にひと休憩しました。
      
           展望台の前で集合写真。おつかれさまでした~。
展望台周辺は心地よい風が吹いていて、じめじめとした空気が少し和らぎました。