<Infomation/お知らせ>

通常開園しております。山に入る時は、鈴やラジオなど音の鳴る物を携帯してください。

野鳥の勉強会は午前中に東の谷管理棟の多目的室で
野鳥についてのお話と昼休憩後に外で野鳥の観察を実施され、
当日は47名の方が参加されました。
     
         野鳥の勉強会の様子
     
        講師の飯田 肇さん
講師の飯田さんが公園を下見された時に確認できた野鳥の種類や数、
バードウォッチングの仕方について、資料や写真を使って、お話をされました。
      
     
        午後の野鳥観察の様子
お昼休憩の後、管理棟から外へ出て、参加者の方々がそれぞれ双眼鏡や
望遠鏡を持って、東の谷から西の谷駐車場の入り口までの範囲の田畑や
山で見られる野鳥を観察しました。
     
    東の谷広場にて観察した野鳥の数を確認中
当日はあいにくの曇り空の天気でしたが、2時間ほどの観察の間に
いろいろな種類の野鳥の姿が見られ、参加者の方々は熱心に双眼鏡で
観察されていました。
東の谷に戻ってから、参加者の方が確認できた野鳥の数が発表され、
29種類の野鳥が確認できたことが分かりました。

10:00から正午過ぎにかけて、サクラバハンノキの保全で使う竹材の
調達と運搬が行われ、公園のボランティアの方が5名参加されました。
          
                軽トラックに積まれた竹
公園近くの地域の人の竹を数本切らせてもらい、切った竹を軽トラックに
積み込んで、西の谷のジーンファームの裏地に運び込まれました。

                東の谷ミニ湿地での作業の様子
午後からは東の谷のミニ湿地で地面を掘って、
ゆるやかに水が流れるようにする導水作業が行われました。
           
次回はサクラバハンノキの保全で調達した竹を半分に切り、竹節を
取り除く作業などを予定しています。

    
                2009年3月18日撮影
    
                2009年3月18日撮影
気候が暖かくなった影響で、公園の散策道の傍らにある
コバノミツバツツジが花を咲かせ始めました。
特に日当たりの良い「馬の背」周辺が開花が早いようでした。
これから暖かくなるにつれて、
さらにいろいろな種類の花が咲きそうです。

公園のボランティアなど7名の方が作業の打ち合わせした後、西の谷へ
向かい、サクラバハンノキの保全作業などを行いました。

       石が入る前の溝               当日の作業の様子
前回、サクラバハンノキの林の横にある溝に入れた小石を平らにならした後、
小石の上に砂を入れ込む作業が午前中に行われました。
そのほか、東の谷山側に植えていたヒメカンアオイを
西の谷せせらぎ水路沿いに植えかえました。

               山側の導水路作りの準備作業
サクラバハンノキの林の山側の導水について検討し、竹を使って、
導水することに決まりました。
            
                   東の谷のミニ湿地
午後から東の谷のミニ湿地の様子を確認し、水たまりの中に
空になったカスミサンショウウオの卵があるのが分かりました。
次回に常に水がゆるやかに流れるように上部の水の流れを
誘導する作業を行う予定です。

「田舎料理作り」はロールキャベツカレースープ煮キャベツ
酢みそ和えなどの料理作りが西の谷の炊事場で行われました。
春らしい陽気の中、晴れ当日は13名の方が料理作りに参加されました。
        
講師の田中さんに詳しい料理の作り方を聞きながら、調理中。
        
ロールキャベツに詰めるミンチを粘り気が出るまで混ぜました。
  
      出来上がったロールキャベツのカレースープ煮        
        
参加者の方は囲炉裏を囲んで、出来たてのロールキャベツ
一緒にその他の料理をいただきました。

10:00時頃から西の谷のサクラバハンノキ林の横にある溝に
準備した石を入れる作業を行い、6名のボランティアの方が作業に
参加されました。
            
        石が入ったサクラバハンノキ林の横の溝
その他にジーンファーム内のノハナショウブなどに水を補給したり、
午後から奥のサクラバハンノキの林の導水路にたまった落ち葉の
清掃作業が行われました。
         
    ジーンファーム内のノハナショウブ、ガガブタなどの草花
いくつか芽が出ているのが確認されました。
             
サクラバハンノキに添え木をして再生する処置や
そのほかに前回、せせらぎ水路に植えた野草の状態の点検が行われました。

チャレンジ工作&おもしろ実験は東の谷倉庫で10:00頃から実施され、
ペットボトルを使ったウォーターホイッスル作りに9名の方が参加されました。

2つの大小のペットボトルをカッターなどで切り、大小の
ペットボトルの部分のおびの端をビニールテープで止めていきました。
          
           出来上がったウォーターホイッスル
完成したホイッスルに水を入れ、ペットボトルの口にくちびるを
当てて、息を吹き、音が出るかを試しました。
          
ボトルを上下させることで音の高さが変わる仕組みで保護者の方も
ホイッスルを吹くのを挑戦されていました。
          
ウォーターホイッスルのほか、ペットボトルの中に黒豆を入れて
音を鳴らすマラカスを作りました。

西谷自然学習会は、東の谷管理棟の多目的室内で13:30頃から
15:00頃の間に実施され、当日は25名の方が学習会に出席されました。
       
             丑丸敦史さん
       
        西谷の里草地に暮らす絶滅危惧種
西谷地域で希少種といった植物について研究をされている丑丸敦史さんが
講師を務められ、日本から減りつつある草地のお話や西谷に生息している
絶滅危惧種の植物を写真で紹介されました。
        
       
学習会終了後に質問コーナーを設けられ、出席された方から「高速道路の
インターチェンジが建設された場合、その地域の自然に影響があるか
どうか」などの質問があり、丑丸さんがひとつひとつ答えられました。

糸のこ教室は東の谷倉庫で10時から行われ、糸のこ盤を使った
鳥の形をした車作りなどに7名の方が参加されました。
          
       
鳥の形が描かれた紙を切り、切った紙を木の板に貼り付け、
参加した子供さんが付き添いの保護者の手を借りて、糸のこ盤で
木材を鳥の形に切っていきました。
        
       
初めて糸のこ盤を使った子供さんは初めてながらも真剣に鳥の車作りに
取り組んでいました。
       
切り終わった木材を紙やすりで表面を滑らかにしたのち、
ドリルで穴を開けて、車軸を通し、車輪を取りつけました。
           
       
最後の仕上げに目(黒豆)を接着剤でつけて完成しました。

外はあいにくの雨模様でしたが、雨「粉文化研究会」は予定通り10時から始まり、どら焼きとあんかけギョーザなどの料理作りを行いました。
      
         どら焼きの生地をかき混ぜ中~
当日は12名の方が参加され、どら焼き作りに専念されました。
      
一方、どら焼き作りの隣のテーブルではギョーザ作りが進んでいました。
ギョーザの具材をひとつずつ皮に包み込んでいきました。
      
どら焼きの生地をホットプレートの上で丸く焼き上げていきました。
その後、用意したあんを焼き上がった生地に挟み込みました。
      
  出来上がったどら焼きとあんかけギョーザなどの料理
      
参加者の方々は囲炉裏で出来上がった料理を食べました。
どら焼きからハチミツの香ばしい香りが漂っていました。